2006年度 情報理論特論 Information Theory for Advanced Course
2006年11月24日更新
科目番号 授業科目 開講年次等 必修選択等

単位数

担当教官

212

084220310 情報理論特論

1年次後期 選択 2

都築 伸二

授業の目的

近年移動体通信の分野で実用化されたスペクトル拡散変調方式、CDMA(符号分割多元接続)、OFDM(直交波周波数分割多重)変調方式を中心に、音声・画像・データ各情報の伝送・処理・記録に関して情報理論が果たす役割を、ディジタル電子回路およびホームネットワークの立場から詳論する。

授業の概要
  1. ディジタル電子回路編
    1. ダイオードとトランジスタ .... 10月5日
    2. ECL .... 10月12日
    3. オープンコレクタ ...... 10月19日 
    4. 標準ロジックIC ・・・ 10月26日
    5. 同上、レポート指導(1) ・・・ 11月2日
    6. トライステート ・・・ 11月9日
    7. 組み合わせ論理回路 ・・・ 11月16日
    8. 組み合わせ論理回路(改定版) ・・・ 11月30日(レポート指導[2])
    9. 同期6 進アップダウンカウンタ・・・ 12月7日
    10. 順序論理機能回路・・・ 12月14日
    11. 同上 ・・・ 12月21日
    12. A/D変換と D/A変換・・・ 1月11日
    13. 変調方式、 通信容量 ・・・ 1/18
    14. M系列 ・・・ 1/25
    15. 期末試験・・・ 2/1

      なお、下記、授業の進め方、およびテキスト参考書の指示は随時行うので、最新情報は http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/ を参照のこと。
授業形態

講義

キーワード 標準ロジックIC、組み合わせ論理回路、同期式順序回路の設計法、順序論理機能回路、A/D変換とD/A変換

ディジタル通信, 伝送路のモデル化、ディジタル変調方式、通信プロトコル, 通信レイヤ, TCP/IP, IEEE802, CSMA/CA,フーリエ変換, CDMA, スペクトル拡散通信, 直交波周波数分割多重、通信路容量, 直交符号, 疑似ランダム系列, 自己/相互相関、移動通信、ホームネットワーク、電力線通信

テキスト、参考書

プリント配布

参考書:

  1. 相磯監修、天野、武藤共著、'だれにもわかる ディジタル回路'、改訂3版、オーム社、ISBN4-274-20016-7, 平成17年
  2. 大沢先生の授業の教科書、「通信方式」(滑川,奥井著,森北出版)
成績評価方法 試験、平常点およびレポートにて評価する。