2009年12月22日 更新

(1)研究科 (2)専攻・コース等 (4)授業科目の区分 (7)単位数 (8)授業科目名
理工学研究科 電子情報工学電気電子工学コース 専門教育科目(大学院) 2単位 情報理論特論


(3)科目番号 科目番号を入力の必要はありません。(時間割確定後,事務担当者が入力)
(5)対象学生 1年次
(6)開講学期 2007年度 前学期
(9)授業題目  
(10)担当教員名 都築 伸二(工)
(11)授業のキーワード ディジタル通信, 伝送路のモデル化、ディジタル変調方式、通信プロトコル, 通信レイヤ, TCP/IP, IEEE802, CSMA/CA,フーリエ変換, CDMA, スペクトル拡散通信, 直交波周波数分割多重、通信路容量, 直交符号, 疑似ランダム系列, 自己/相互相関、移動通信、ホームネットワーク、電力線通信
(12)授業の目的・到達目標 (目的)近年移動体通信の分野で実用化されたスペクトル拡散変調方式、CDMA(符号分割多元接続)、OFDM(直交波周波数分割多重)変調方式を中心に、音声・画像・データ各情報の伝送・処理・記録に関して情報理論が果たす役割を、ホームネットワークの立場から詳論する。

(目標)ホームネットワークで用いられている要素技術が理解できる。
(13)授業の内容・スケジュール

 

No.
内容
課題
備考
1
4月10日
データ通信モデル, pp.3-6 階層化の利点欠点  
2
4月17日
* 通信容量
* 滑川,奥井,「通信方式」,森北出版. BPSK, QPSK変調
BPSK, QPSK変調波形を描け  
3
4/24
* 滑川,奥井,「通信方式」,森北出版. BPSK, QPSK変調    
4
5/8
* 滑川,奥井,「通信方式」,森北出版. OOK変復調(pp.159-167),   光通信とOOKの関係。光通信モジュール、消光比、アイパターン
5
5/15
* 滑川,奥井,「通信方式」,森北出版. BPSK, QPSK, DPSK復調    
6
5/22
AWG420を用いたBPSK実習(1)
手順書
マニュアル, pp.3-185 -- 3-203
M系列の特徴と生成法を述べよ 場所は、2号館6階601号室
7
5/29

AWG420を用いたBPSK実習(2)
*M系列の生成法と特徴
   ディジタル電子回路の教科書も持参のこと

  場所は、2号館6階601号室
8
6/5

AWG420を用いたBPSK実習(3)
*指定のM系列にてBPSK変調
*アイパターン

  場所は、2号館6階601号室
9
6/12

AWG420を用いたBPSK実習(3)
* cosineフィルタ

  場所は、2号館6階601号室
10
6/19
弓削(実験)   場所は、2号館6階601号室
11
6・26
再実験   場所は、2号館6階601号室
12
7・3
再実験   場所は、2号館6階601号室
13
7・10
再実験   場所は、2号館6階601号室
14
7.17
report報告   場所は、2号館6階601号室
15
7・24
試験 & report提出   場所は、2号館6階601号室
 
7・31
弓削    

*指定のM系列にてBPSK変復調をし、BER=0を確認
* 変調方式
* 通信容量
* M系列とそのスペクトル
3) 通信分野への応用
* DSSS システム演習

(14)受講生にかかわる情報 学部の通信方式と応用通信工学を復習しておくこと。

(15)受講のルールにかかわる情報 適宜演習及びレポートを出題し、平常点とする.

(16)教材にかかわる情報 プリント配布

参考書:
* 滑川,奥井,「通信方式」,森北出版.
(17)評価にかかわる情報 試験(30点)およびレポート点(70点)にて評価する。
(18)オフィスアワー・その他 (オフィスアワー)開講日5時間目。工学部2号館6階608号室
  不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.

授業の進め方、およびテキスト参考書の指示は随時行うので、最新情報は http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/Class/Syllabus/master_index.htm を参照のこと。