更新  2008年2月1日

学部 学科・課程 科目名 英語科目名 科目の区分 単位数
工学部 電気電子工学科 応用通信工学 Applied Communication Engineering 専門教育科目 2単位


科目番号  
授業題目  
担当教員名 都築 伸二(工)  白方 祥(工)  
対象学生 電気電子工学科3回生
開講時期 2007年度  後学期 金曜(2) 42番教室
キーワード 有線/無線伝送技術、伝送線路、アンテナ技術、データ通信技術
授業の目的・到達目標 (授業の目的)
電気通信における,有線/無線伝送,線路,アンテナ、データ通信技術等の各基礎技術やその最新動向を紹介し,それがどのように応用されているかを学び,各基礎技術の理解を深める。
(到達目標)
・電気通信に有線伝送技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な有線伝送技術及び多重化技術,中継技術、網アクセス技術等を説明できる。
・電気通信に線路技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な線路技術及びケーブル技術,光アクセス技術,ワイヤレスアクセス技術等を説明できる。
・電気通信にデータ通信技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的なデータ通信技術及びインターネット関連技術等を説明できる。
・電気通信に無線伝送技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な無線伝送技術及びアンテナ、無線通信装置の役割、電波伝搬等を説明できる。


授業の内容・スケジュール

無線伝送技術編(白方):
第1回 無線機器用電子回路の基礎
第2回 変調および復調回路
第3回 無線送信機
第4回 無線受信機
第5回 空中線の基礎
第6回 空中線の実際
第7回 中間試験

有線伝送技術編(都築):OSI参照モデルに沿って有線伝送技術を中心に説明する。
[ ]は教科書との対応
第8回 通信基盤など電気通信をとりまく環境について(OSI参照モデル、TCP/IP実装モデル、通信プロトコル) [なし]
第9, 10回 線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ]
第11回 多重化技術,中継技術、データリンク [A-第3章 デジタル変復調]
第12回 網アクセス技術 [A-第6章 システム・通信方式]
第13回 IPネットワークアプリケーション技術 [A-第7章 テレビジョン]
第14回 期末試験

第15回 復習

開講日
白方先生開講
都築開講
     
1
10/5
1
     
2
10/12
2
     
3
10/19
3
     
4
10/26
4
     
5
11/2
5
     
6
11/16
6
     
7
11/30
1
[なし] 
通信基盤など電気通信をとりまく環境について
OSI参照モデル、TCP/IP実装モデル 通信プロトコル
pp.1-4

宿題:プリント中の問題1

8
12/7
7(試験)
    都築出張
9
12/14
2
IP通信の基礎
プリント改訂版 pp.4-8  
10
12/21
3
線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ] (1/2)  ・大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.253-256  

宿題:
(あ) 改訂版プリントp.6の問題2.1~2.3
(い) 板書問題(1)

11
1/11
4
線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ] (2/2): pp.89-96, 章末問1-8、21 
・同軸ケーブルの仕様
・大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.256-258、274
  宿題:板書問題(2)(3)(4)
1/18
休講(伊方原発見学会)    
12
1/25
5

・[A-第3.2章 ディジタル変復調] p.60~71
滑川,奥井著,「通信方式」、森北出版, pp.171-- 173, pp.181--182 

宿題:板書問題(5) アンケート
13
2/1
6

株式会社NTTドコモ四国 泉岡恒世様 講演会資料 
 * 「電波は誰のもの」~無線通信の礎を築いた先人たち~無線電信から次世代移動通信まで  ← 復習しておいてください。
  *近代日本における通信事業及び行政の歩み

スナップ写真  
14
2/8
7(試験)
42番教室    
15
2/15
予備日    
受講生にかかわる情報 電気回路、電磁気、電磁波工学、電子回路、計測が履修済みであることが望ましい。

*都築分のシラバスは適宜更新するので最新情報は 、http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/Class/Syllabus/ouyouTsushin.htm を参照のこと.
受講のルールにかかわる情報 適宜演習を行ない平常点とする.
1・2陸技を受験することが望まれる。
教材にかかわる情報 教科書:
(あ)1・2陸技受験教室(2)無線工学A、横山重明、古川忠久、東京電機大学出版、ISBN4-501-32200-4,\2900

(い)1・2陸技受験教室(3)無線工学B、古川忠久、東京電機大学出版、ISBN4-501-32150-4,\2500

参考書:
*電気通信概論、第5版、(ISBN:488549706X)、電気通信技術研究会編、電気通信協会
*大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 過渡現象教科書
*「通信方式」(滑川,奥井著,森北出版):情報通信システムII 、III (大澤 壽先生)教科書
評価にかかわる情報 前半、後半ともに、平常点(10点)と試験(40点)にて評価する。
オフィスアワー・その他 開講日の5時間目、担当教官室にて
不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.