2010年1月22日 修正

開講年度 開講学期 開講学部等
2009  後学期 工学部電気電子工学科
時間割番号 科目名[英文名] 単位数
25238 応用通信工学   [Applied Communication Engineering] 2
担当教員[ローマ字表記]
都築 伸二  [TSUZUKI Shinji]
授業科目区分 専門教育科目 対象学生   対象年次 39

履修届け者:91人

授業題目
応用通信工学[Applied Communication Engineering]
授業のキーワード
有線/無線伝送技術、伝送線路、アンテナ技術、データ通信技術
授業の目的
電気通信における,有線/無線伝送,線路,アンテナ、データ通信技術等の各基礎技術やその最新動向を学び,それがどのように応用されているかを理解する。
授業の到達目標
・電気通信に有線伝送技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な有線伝送技術及び多重化技術,中継技術、網アクセス技術等を説明できる。
・電気通信に線路技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な線路技術及びケーブル技術,ワイヤレスアクセス技術等を説明できる。
・電気通信にデータ通信技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的なデータ通信技術及びインターネット関連技術等を説明できる。
・電気通信に無線伝送技術がどのように応用されているかを理解した上で,基本的な無線伝送技術及びアンテナ、無線通信装置の役割、電波伝搬等を説明できる。
授業概要
1.無線機器用電子回路、
2.無線送受信機、
3.電源・雑音と無線設備測定、
4.空中線
5. 電波伝搬、
6.線路技術、ケーブル技術
7.多重化技術 
8.網アクセス技術 
9.交換技術、通信経路の選択、通信プロトコル
10.テレビジョン
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授業スケジュール
無線伝送技術編(白方):
  第1回 無線機器用電子回路の基礎
  第2回 変調および復調回路
  第3回 無線送信機
  第4回 無線受信機
  第5回 空中線の基礎
  第6回 空中線の実際
  第7回 中間試験

有線伝送技術編(*都築):OSI参照モデルに沿って有線伝送技術を中心に説明する。
(第1回)
通信基盤など電気通信をとりまく環境について
OSI参照モデル、TCP/IP実装モデル 通信プロトコル
[report: 問1.1-1.4(p.1), 問1(p.5)]
(第2回)
IP通信の基礎 [宿題: 問2-1,2,3]
(第3回)
線路技術、ケーブル技術 (B-第3章 給電線) (1/2),pp.100-104
大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.253-256
(第4回)
線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ] (2/2):pp.104-109, 章末問1,3-8、13.
大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.256-258 [宿題:ノート問題3,4]
(第5回)
・[A-第7章 テレビジョン]pp.194-196 OFDM
(第6回)
網アクセス技術 [A-第6章 システム・通信方式]
都合によっては、学外講師による最新の技術動向の講演を実施することがある。
(第7回) 期末試験
(第8回) 復習
No.
開講日
白方先生開講
都築開講
教科書 配布資料   report
8 11/27     1 ICTスペシャリスト育成コース 客員教授 福島誠治 先生 講演会 「光ファイバ通信:高速化、多重化、長距離化」

* パワーポイント版
* PDF版

   
9 12/4     2

株式会社NTTドコモ四国支社 ネットワーク部 泉岡恒世様 講演会、「無線通信の礎を築いた先人たち~電波は誰のもの~」 電信ネットワークから次世代移動通信まで、(仮題)

学外公開版 学内限定版  
  • pdf
  • pptx :fireFoxでdownloadしてください
10 12/11     3 通信基盤など電気通信をとりまく環境について
* OSI参照モデル、TCP/IP実装モデル, 通信プロトコル
なし sec1   *問1
*問2.1-2.3
11 12/18     4

電気学会四国支部主催講演会、京セラ㈱通信機器事業部 矢野部長殿 「無線による広域ブロードバンド技術動向 --iBurstシステム--」

* ppt (ID, パスワードは修学システムメールで連絡済み)
* Promotion Movie
 
12 1/8     5 大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.253-256 eq.(6-21)まで 線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ] (1/2)  pp.100-104    

*問3
*問4

  1/15       (伊方原発見学、木谷先生)
13 1/22     6 大下著「詳解 電気回路演習(下)」(共立出版) : 電気回路2(大西先生)教科書, pp.256-258 線路技術、ケーブル技術 [B-第3章 給電線 ] (2/2): pp.104-109, 章末問1,3-8、13   *同軸ケーブルの特性インピーダンス

<宿題>図3.16のが整合線路

14 1/29     7 期末テスト 電卓持ち込み可。学生証持参のこと.    
15 2/5 復習

 


授業時間外学習にかかわる情報
都築担当分:上記10問を宿題(レポートを含む)とする。
成績評価方法
前半(白方):試験50点
後半(都築):平常点(10点)と試験(40点)
にて評価する。但し、愛媛大学学則により、開講時間数の2/3以上出席していない者については、成績を判定しない。
 
受講条件
電気回路、電磁気、電磁波工学、電子回路、計測が履修済みであることが望ましい。
 
受講のルール
適宜演習を行ない平常点とする.
 
教科書(購入の必要のある図書)
教科書1 書名 1・2陸技受験教室②無線工学A 第2版 ISBN 978-4-501-32590-9
著者名 横山重明、古川忠久 出版社 東京電機大学出版 出版年
教科書2 書名 1・2陸技受験教室③無線工学B 第2版、 ISBN 978-4-501-32630-2
著者名 古川忠久 出版社 東京電機大学出版 出版年
教科書3 書名 詳解 電気回路演習(下): 過渡現象教科書 ISBN
著者名 大下 出版社 共立出版 出版年
 
参考書(購入する必要はないが、推奨する図書)
参考書1 書名 電気通信概論、第5版 ISBN 488549706X
著者名 電気通信技術研究会編 出版社 電気通信協会 出版年
参考書2 書名 通信方式:情報通信システムII(大澤 壽先生)教科書 ISBN
著者名 滑川,奥井 出版社 森北出版 出版年
参考書3 書名 大学課程 情報伝送工学:情報通信システムIII教科書 ISBN 4-274-13084-3
著者名 武部幹、田中公男、橋本秀雄 出版社 オーム社 出版年 1997
 
教科書・参考書に関する補足情報
-
 
オフィスアワー
開講日の5時間目、担当教官室にて
不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.
 
連絡先
(都築)工学部2号館6階608号室
 
参照ホームページ
都築分のシラバスは適宜更新するので最新情報は 、
http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/Class/Syllabus/ouyouTsushin.htm を参照のこと.
 
その他
1・2陸技を受験することが望まれる。合格者に対する優遇措置も実施する。