更新  2010年7月24日

開講年度 開講学期 開講学部等
2010  前学期 工学部電気電子工学科
時間割番号 科目名[英文名] 単位数
15224 情報通信システムIII   [Information and Communication Systems III] 2
担当教員[ローマ字表記]
都築 伸二  [TSUZUKI Shinji]
授業科目区分 専門教育科目 対象学生   対象年次 3 

履修者:116人 (2010年4月13日 現在)

授業題目
情報通信システムIII [Informatiion and Communication Systems III]
授業のキーワード
ディジタル変復調方式(digital modulation/demodulation)、符号誤り率(symbol error rate)、符号化方式(coding system)、ベースバンド伝送(baseband transmission)、搬送帯域伝送(carrier transmission), シャノンの定理(Shannon's theorem)
 
.
授業の目的
各種ディジタル変復調方式の基礎的事項を理解し,電気電子数学Ⅱで学んだフーリエ解析と確率論的手法に基づく各方式の 誤り率解析法を修得する。またディジタル変調信号の伝送システムについて理解する。
 
授業の到達目標
(1)振幅シフトキーイング、周波数シフトキーイング、位相シフトキーイング等の搬送帯域伝送技術およびそれらの平均 符号誤り率について説明できる。
(2) 符号間干渉、波形等化、伝送符号等のベースバンド伝送技術について説明できる。
(3) シャノンの定理について説明できる。

これらを通じて、情報通信分野についての専門的知識をもち,ものづくりやシステムづくりに活用でき る。
 
 
授業概要
1.振幅シフトキーイング
2.位相シフトキーイング(PSK)
3.周波数シフトキーイング (FSK)
4.直交振幅変調(QAM)
5.平均符号誤り率
6.シャノンの定理
7.ベースバンド伝送
8. ディジタル中継伝送
 
授業スケジュール

開講日

内容

pp.
小テスト
report, 備考

4/14

1

  • ISPLC2010Photo.ppt
  • いろいろな通信のしくみ
    • 放送 (p.3)
    • 多重伝送 (pp.5-6)
3-11
 
4/21
2
12-26
 
4/28
3
    • 理想低域フィルタ
    • 光ファイバー (pp.47-50)
  • ベースバンド伝送系の基本構成 (pp.120-139)
    • 符号間干渉
27 - 50
120-126
* 小テスト(4.26版)
4/28から19番に変更(甲斐先生)
5/12
4
  • 平均符号誤り率
127 - 146
(青)32-36
 
宿題プリント(5月11日版)
5/19
5
  • 宿題プリント(5月11日版)解答
6.5. 伝送符号
7.ディジタル変調方式
7.2 振幅シフトキーイング(ASK)
148-151

161-163
 
宿題プリント(5月19日版)
5/26
6
中間テスト(1) 学生証 持ち込み不可  
6/2
7
**宿題プリント(5月19日版)解答
7.2.1 OOK変復調方式と電力スペクトル密度(P.S.D.)
***式(7.7)の途中まで
164-165
   
6/9
8

7.2 ASK復調と平均符号誤り率
7.2(a) 同期検波
7.2(b) 包絡線検波

165-171
  <レポート>
ノート問題(2) & 6月8日版プリント
6/16
9

**ノート問題(2) & 6月8日版プリント<解答>

7.3.1(a) 位相シフトキーイング(PSK)ディジタル変調方式

171-173
   
6/23
10

7.3.1(b) DPSK変調方式

PSKの復調
** 同期検波時の平均符号誤り率

173-181
 

[6月22日版プリント]レポート

6/30
11
中間テスト(2) 学生証 持ち込み不可  
7/7
12

[6月22日版プリント]レポート

** 非同期検波時の平均符号誤り率
** オフセットQPSK

181-185   H20.6.18版プリント]レポート
7/14
13

H20.6.18版プリント]レポート, 解答

7.4 周波数シフトキーイング(FSK)ディジタル変復調方式
式(7.78)まで

**同期検波と誤り率
**包絡線検波

188-199   H22.7.13版プリント]レポート
7/21
14

H22.7.13版プリント]レポート, 解答

式(7.78)の次から

**同期検波と誤り率
**包絡線検波

直交振幅変調(QAM)方式
*H22.7.20版プリントで補足説明

192-- 202
7月21日のみ、教室変更:18番教室  
7/28
15
期末試験、19番教室 学生証 持ち込み不可  
授業時間外 学習にかかわる情報
ノート問題3回、プリント問題7回の課題を予定。詳細は、上記参照。
.
成績評価方法
平常点10点、3回のテスト(90点)により評価する。但し、愛媛大学学則により、開講時間数の2/3以上出席してい ない者については、成績を判定しない。
受講条件
電気電子数学Ⅱ、情報通信システムⅠを修得し、情報通信システムⅡの教科書(2)を所有していること。
受講のルール
質問は講義中、講義終了後、研究室(工学部2号館6階608号室)で随時受け付ける。
教科書(購入の必要のある図 書)
教科書1 書名 大学課程 情報伝送工学 ISBN 9784274130847
著者名 武部幹、田中公男、橋本秀雄 出版社 オーム社 出版年 1997
教科書2 書名 通信方式 電気工学入門シリーズ16 ISBN 9784627726604
著者名 滑川 敏彦 奥井 重彦【共著】 出版社 森北出版 出版年 1990
 
参考書(購入する必要はない が、推奨する図書)
参考書1 書名 Digital Communications - Fundamentals and Applications- ISBN 9780130847881
著者名 Bernard SKLAR, 出版社 Prentice Hall 出版年 2001
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
教科書・参考書 に関する補足情報
-
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
オフィス アワー
開講日5時間目。
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
連絡先
工学部2号館6階608号室
   不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
参照ホームページ
シラバスは適宜更新するので、最新のものは
http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/education/Digital_comm/digital_comm.html  を参照のこと.
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
その他
腕だめに、無線通信士関連の資格試験に挑戦してみてください。応援します。