更新  2012年7月25日

開講年度 開講学期 開講学部等
2010  前学期 工学部電気電子工学科
時間割番号 科目名[英文名] 単位数
15218 ディジタル電子回路   [Digital Electronic Circuits] 2
担当教員[ローマ字表記]
都築 伸二  [TSUZUKI Shinji]
授業科目区分 専門教育科目 対象学生   対象年次 2 

受講届け:130人 (2012年4月25日 現在).

授業題目
ディジタル電子回路[Digital Electronic Circuits]
授業のキーワード
ブール代数(Boolean algebra), 組み合わせ回路と簡単化(combinational logic circuit and its reduction), 順序回路(sequential logic circuit), 論理ゲート(logic gates), フリップフロップ(Flip-Flop)
授業の目的
情報社会、エレクトロニクス時代のキーワードはディジタルです.このディジタル技術を支える電子回路を自在に設計でき るようになることを目的とする授業です。
授業の到達目標
  • 設計に必要なブール代数が理解できる
  • 各種論理ゲートおよびフリップフロップの機能が理解できる
  • 組合せ回路を最小限の論理回路で設計できる
  • 順序回路を最小限の論理回路で設計できる

    これらを通じて、ディジタル電子回路の製作 やシステムづくりに活用できる。
授業概要
教科書の、第1,2,6、7,4章を以下のスケジュールに沿って解説する。
授業スケジュール

no

開講日

実施事項

ページ 平常点採点対象
1
4/12
  • ISPLC2012.ppt & バンコク・カルカッタ
  • 第1章 ディジタル回路の基礎
    • 1・1 ディジタル表示とアナログ表示の違い
    • 1・2 2進数から10進数への変換  
      • 1・2・1 10進数から2進数への変換
      • 1・2・2 2進数による加減乗除
 
pp.1-6
 
  4/19 休講   8/2に振り替え
2
4/26
  • 1・3 符号変換
    • 1・3・1 16進法
    • 1・3・4 グレイ符号
  • 1・4 補数と減算
    • 1・4・1 補 数
    • 1・4・3 2の補数を用いた減算
    • 1・4・4 減算における負数の表示
  • 1・5 プール代数
      1・5・1 演算基本法則
      1・5・2 各種の証明法
      1・5・3 ド・モルガン の定理
    1章末問題(第1章)
  • 第2章 組合せ論理回路と電子回路
    2・2 論理回路のシンボル表示,真理値表との対応
pp.6 -22
レポート:4月25日版
3
5/10
  • <解答>レポート:4月25日版
  •  2・6 排他的論理和回路 , プリント(1)
pp.28-29

レポート:H23.4月27日版

4
5/17

**レポート:H23.4月27日版 解答

2・7 組合せ論理和回路の設計法
2・8 NAND,NOR 回路への相互変換
2・9 カルノー図を用いた簡単化
** カルノー図補足(don't care, 0をくくりだす, EXOR

30-38
レポート>5月16日版
5
5/24

**プリント 5月16日版 解答

2.10 組み合わせ論理回路

*2章末問題

 

38-43

 

6
5/31

中間テスト(1) 25番教室で、 持ち込み不可。学生証。2章まで

 

 

7
6/7

*第6章 フリップフロップ回路
6・2 RS フリップフロップ回路
6・2・1 非同期式 RS-ラッチ

*表6.2~
6・2・2 同期式 RS-FF (RST-FF)
6・1・2 セットアップ時間
6・1・3 ホールド時間
6・3 JK フリップフロップ回路
6・3・1 非同期式 JK-FF
6・3・2 同期式 JK-FF
6・4 T フリップフロップ回路
6・4・1 非同期式 T-FF
6・4・2 同期式 T-FF

94-102

102-108

H23. 5月26日版

8
6/14

**プリント *H.23.5月26日版解答

6・5 D フリップフロップ回路
6・6 マスタースレーブフリップフロップ(MS型 FF) 回路
6・7 シュミットトリガ回路
演習問題6

7・2 組合せ論理回路
 7・2・1 データセレクタ,マルチプレクサ

pp.108-126

プリント 6月13日版

 

9
6/21

プリント 6月13日版<解答>

  7・2・2 加算器
 7・2・3 減算器

7・3 同期式順序回路の設計法
 7・3・1 設計手順
 7・3・2 同期式8進カウンタ

pp.126 -

H24.6.20版

10
6/28

*H24.6.20版

7・3・3 同期6進アップダウンカウンタ(途中まで) 

131 -- 133 プリント H22年7月7日版
11
7/5

H22年7月7日版<レポート>解答

 7・3・3 同期6進アップダウンカウンタ(途中から) 

 7・3・4 自動販売機(ROMを組み合わせ回路として使う方法)

7・4 順序論理機能回路
 7・4・1 非同期式カウンタ
 7・4・2 シフトレジスタ, 非同期SR付D-FF

  プリント H24年7月4日版
12
7/12

中間テスト (2) 25番教室で、 持ち込み不可。学生証。

  CS 開催日   : 2012-07-12 - 2012-07-13 会場    : 知名町公民館(沖永良部島)
13
7/19

プリント H24年7月4日版解答

第4章 バイポーラ論理回路
4・1 ダイオードとトランジスタのスイッチング動作 
4・2 DTL 回路

67-71

プリント H24年7月18日版

14
7/26

*プリント H24年7月18日版

4・3 TTL 回路

4.5 オープンコレクタ、ワイヤードOR、トライステート

72-  
15 8/2 期末テスト 19番 (2012.7.25確定). 持ち込み不可。学生証。     和田さん
 
授業時間外 学習にかかわる情報
ノート問題3回、プリント問題8回の課題を予定。詳細は、上記参照。
成績評価方法
3回の試験結果(90点)と平常点(10点)で評価する。
追試, 再試は行わない(ただし,1/3以上欠席した者には, 期末試験の受験資格はない).
受講条 件
電気回路を十分理解しておれば, 後は論理関数の知識を応用することで, ディジタル回路の基礎は学べる. 従って, しっかりと電気回路I,IIを復習しておかねばならない.
受講のルール
適宜演習を行ない平常点とする.
教科書(購入の必要のある図 書)
教科書1 書名 わかるディジタル電子回路 (改訂版) ISBN 9784817302304
著者名 秋谷 昌宏 平間 淳司 都築 伸二 長田 洋 平田 孝道 出版社 日新出版 出版年 2009
 
参考書(購入する必要はない が、推奨する図書)
参考書1 書名 だ れにもわかる ディジタル回路 改訂2版 ISBN 9784274033711
著者名 相磯監修、天野、武藤共著 出版社 オーム社 出版年 1991
参考書2 書名 例 題演習 電子回路 ディジタル編 ISBN 9784320085190
著者名 尾崎 弘 谷口 慶治 浅田 勝彦 川端 信賢【共著】 出版社 共立出版 出版年 1996
参考書3 書名 電 子回路II 電気・電子・情報基礎シリ-ズ ISBN 9784254226010
著者名 吉田典可 福井廉 出版社 朝倉書店 出版年 1984
参考書4 書名 LSI による論理設計 ISBN 9784320084674
著者名 奥川峻史: 出版社 共立出版 出版年 1987
参考書5 書名 論理回路設計のパラダイム”、トランジスタ技術、 pp.232--311, ISBN  
著者名   出版社 CQ出版、1996年5月号 出版年 1996
参考書6 書名 ディ ジタル電子回路 集積回路化時代の ISBN 9784785611569
著者名 藤井信生: 出版社 昭晃堂 出版年 1987
参考書7 書名 (定 本)ディジタル・システムの設計 -- ディジタル技術の基礎からASIC設計まで-- ISBN 9784789830492
著者名 猪飼、本多: 出版社 CQ出版 出版年 1990
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
教科書・参考書 に関する補足情報
試験時持ち込み:不可
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
オフィス アワー
開講日5時間目
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
連絡先
工学部2号館6階608号室
   不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
参照ホームページ
シラバスは適宜更新するので、最新のものは
http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/Class/DigitalCir/index.htmlを 参照のこと.
 
.SylEntry { width: 75%; } .SylRefer { line-height: 150%; } .SylPrint { line-height: 100%; }
その他
ディジタル回路を自作する場合は、相談にのります。是非挑戦してみてください。