ディジタル電子回路[Digital Electronic Circuits]
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ブール代数(Boolean algebra), 組み合わせ回路と簡単化(combinational logic circuit and its reduction), 順序回路(sequential logic circuit), 論理ゲート(logic gates), フリップフロップ(Flip-Flop)
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情報社会、エレクトロニクス時代のキーワードはディジタルです.このディジタル技術を支える電子回路を自在に設計でき るようになることを目的とする授業です。
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設計に必要なブール代数が理解できる 各種論理ゲートおよびフリップフロップの機能が理解できる 組合せ回路を最小限の論理回路で設計できる 順序回路を最小限の論理回路で設計できる
これらの結果、ディジタル電子回路の製作が自在にできる。
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数学・物理学の基礎的知識および電気電子工学に関する専門的知識を修得し,工学的な手法により小規模のシステムを分析・設計する能力を持つ。(知識・理解) 問題を発見・解決するために必要となる専門的知識を自律的に修得する能力を持つ。(関心・意欲)
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必要な情報を収集・整理できる
個別の知識や技能を相互に関連づけながら習得できる
習得した知識や技能を基に自分の考えを組み立て、適切に表現(記述・口述)できる
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教科書の、第1,2,6、7,4章を以下のスケジュールに沿って解説する。
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(1)第1章 ディジタル回路の基礎; ディジタル表示とアナログ表示の違い; 2進数から10進数への変換 (2)符号変換, 補数と減算, プール代数, ド・モルガン の定理, 第2章 組合せ論理回路と電子回路, 論理回路のシンボル表示,真理値表との対応, 排他的論理和回路; レポート(1) (3)排他的論理和回路; レポート(2) (4) 組合せ論理和回路の設計法, , NAND,NOR 回路への相互変換, カルノー図を用いた簡単化; レポート(3) (5) カルノー図補足, 組み合わせ論理回路 (6) 中間テスト(1) (7) フリップフロップ回路; レポート(4) (8) T フリップフロップ回路, D フリップフロップ回路, Dラッチ, マスタースレーブフリップフロップ(MS型 FF) 回路, シュミットトリガ回路 (9) 組合せ論理回路, データセレクタ,マルチプレクサ, 加算器, 減算器, 同期式順序回路の設計法, 同期式8進カウンタ; レポート(5) (10) 同期6進アップダウンカウンタ (11) 中間テスト (2); レポート6 (12) 自動販売機(ROMを組み合わせ回路として使う方法) (13) 順序論理機能回路, 非同期式カウンタ, シフトレジスタ, 非同期SR付D-FF, 第4章 バイポーラ論理回路, ダイオードとトランジスタのスイッチング動作; レポート(7) (14) DTL 回路、TTL回路、オープンコレクタ, (ワイヤードOR) (15) 期末テスト
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3回の試験結果(90点)と平常点(10点)で評価する。 追試, 再試は行わない(ただし,1/3以上欠席した者には, 期末試験の受験資格はない).
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並行して開講されている電気回路を十分理解しておれば, 後は論理関数の知識を応用することで, ディジタル回路の基礎は学べる. 従って, 電気回路の予習復習もしなければならない.
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わかるディジタル電子回路 (改訂版) |
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9784817302304 |
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秋谷昌宏、平間淳司、都築伸二、長田洋、平田孝道 |
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日新出版 |
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2009 |
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ディジタル回路を自作する場合は、相談にのります。是非挑戦してみてください。
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