更新  2016年7月30日

教室 E421(4号館2階 受講生数:110人

開講日
内容
pp.
平常点採点対象(小テスト, report) 備考
4/13

1

    • IEEE-ISPLC2016
  • いろいろな通信のしくみ
    • 放送 (p.3)
    • 多重伝送 (pp.5-7)光ファイバまで
iii-3-7

次回からは、「滑川先生」の本を持参すること

Octave-Forgeをインストールして、実行すること。

(ヒント)Octaveのプログラミング言語が不明な場合は, MATLABも参考にするとよい。

(参考文献)参考書4: 桑原義彦、MATLABによる情報通信工学、科学技術出版社 (2007/10)

<参考>

第三級陸上特殊無線技士、一陸特等受験奨励講演会(約45分) , 2014.4.23

  • 講師:総務省 四国総合通信局 無線通信部航空海上課 課長 村上利男 殿

<学内限定>

4/20
2

pp. 8-15

「滑」pp.-16;図1.10

問1.1(a)音声(b)映像(c)文字コード、それぞれの情報源符号の例を挙げよ。ただし日常使っている符号に限る。

問1.2 伝送路上で生じる符号誤りに対処するのが通信路符号である。偶数パリティ方式による誤り検出の原理を説明せよ。

問2 振幅1V, 時間幅 1/4 sec, 周期 1 secの方形パルス列の、三角関数型フーリエ級数の片側スペクトル成分を図示せよ。

問3 振幅1V, 時間幅 1/4 sec, 周期 1 secの方形パルス列の、複素型フーリエ級数の両側スペクトル成分を図示せよ。

問2:eq_1_22.m <高調波数を増やすと段々矩形になる様子をアニメーションで表示>

問3:eq_1_23.m

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3

問1、2,3解答 ⇒ 図2.2の修正から

pp.16-22

Report 2:H28(2016)年4月22日版@moodle

(1)-(3):2016.4.22_toi1-3.m

(2)fft版(別解): 2016.4.22_toi2.m

(5): 2016.4.22_toi5.m

(6): 2016.4.22_toi6.m: 位相特性があやしい版

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4

Report 2:H28(2016)年4月22日版版解答

  • 周波数スペクトル vs 電力スペクトル
  • 周期波:フーリエ級数:(離散電力スペクトル(密度)
  • 孤立波:フーリエ変換、(連続)エネルギースペクトル(密度)
  • 持続信号:フーリエ変換、(連続)電力スペクトル(密度)
  • 白色ガウス雑音

信号波の解析と伝送 (pp.16-30)

  • 伝達関数・インパルス応答
  • 理想低域フィルタ
  • 2乗余弦フィルタ
  • 理想BPF

pp.22-31

 
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5

宿題3)平成25 (2013)年5 月29 日版, 解答

第6章 ディジタル伝送理論

  • ベースバンド伝送系の基本構成
  • 符号間干渉0の条件を満たすLPF
    • 理想LPF
    • ロールオフフィルタ
  • 累積分布関数(CDF), 確率密度関数(PDF)
    • erf(), erfc() : 宿題プリントにて自習

 

pp.119 - 126

p.142

(滑)29-34

(補足p.126, eq.(6.19)ロールオフフィルタのインパルス応答)

5/25
6

宿題プリント(2016年5月17日版)解答

6.4.2 .平均符号誤り率

5. 伝送符号

*両極、単極、AMI

142-146

150-151

report5 (H24.5.29版)@moodle2

 
6/1
7
  • report: H24.5.29版)解答

7.ディジタル変調方式

7.2 振幅シフトキーイング(ASK)

7.2.1 OOK変復調方式

161-163
164
 
6/8
8

中間テスト(1)。資料等の 持ち込み不可。学生証と定規を持参すること。. 場所は講義と同じ4号館 2 階E421(講義室)。試験範囲は6章まで。

 
6/15
9

7.2 ASK復調と平均符号誤り率
7.2(a) 同期検波

165-168

<参考資料> 単極NRZと両極NRZとで、電力スペクトルはどこが異なるか?

6/22
10
7.2(b) 包絡線検波

7.3 位相シフトキーイング(PSK)ディジタル変調方式

  • 7.3.1 基本原理
168-171
 
6/29
11

report8: 平成28 年6 月22 日版 @moodle2 解答

eq.(7.35)から

 

172-178

 

 

 

 
7/6
12
中間テスト(2), 教科書, 資料、スマートフォン等の持ち込み不可。学生証と定規を持参すること。試験範囲 pp.1-- 171 (6/22の講義まで)  
7/13
13

7.3.3 PSK復調と平均符号誤り率

(a)同期検波のみ

178-184

 

問10: 平成28 年7 月12 日版 @moodle2

 
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14

7.5 直交振幅変調(QAM)方式

201-205

188 -- 図7.25(a)

   
7/27
試験準備休講      
8/3
15
期末試験、教科書, 資料、スマートフォン等の持ち込み不可。学生証と定規を持参すること。
 
  自習
  • 6.4.3 アイダイヤグラム
  • 7.3.1(b) DPSK変調方式
  • オフセットQPSK
  • 7.4 周波数シフトキーイング(FSK)ディジタル変復調方式
    • 同期検波と誤り率
    • 包絡線検波
  • 光ファイバー (pp.47-50)
  • パーシャルレスポンス
  • 等化器
  • 3R中継装置
 

問8:平成28 年6 月21 日版@moodle2

H22.7.13版プリント]レポート

 
開講年度 2016 開講学期 前学期
開講学部等 工学部電気電子工学科 授業科目区分 専門教育科目専門教育科目
科目ナンバリング 時間割番号 15219
対象学生 対象年次 3
科目名[英文名] 情報通信システムIII[Information and Communication Systems III] 単位数 2
担当教員[ローマ字表記] 都築 伸二 [TSUZUKI Shinji]
a
授業題目
情報通信システムIII [Informatiion and Communication Systems III]
 
授業のキーワード
ディジタル変復調方式(digital modulation/demodulation)、符号誤り率(symbol error rate)、ベースバンド伝送(baseband transmission)、搬送帯域伝送(carrier transmission), シャノンの定理(Shannon's theorem)
 
授業の目的
各種ディジタル変復調方式の基礎的事項を理解し,電気電子数学Uで学んだフーリエ解析と確率論的手法に基づく各方式の誤り率解析法を修得する。またディジタル変調信号の伝送システムについて理解する。
 
授業の到達目標
(1)振幅シフトキーイング、周波数シフトキーイング、位相シフトキーイング等の搬送帯域伝送技術およびそれらの平均符号誤り率について説明できる。
(2) 符号間干渉、波形等化、伝送符号等のベースバンド伝送技術について説明できる。
(3) シャノンの定理について説明できる。

これらを通じて、情報通信分野についての専門的知識をもち,ものづくりやシステムづくりに活用できる。
 
ディプロマ・ポリシー(卒業時の到達目標)/ 共通教育の理念・教育方針に関わる項目
数学・物理学の基礎的知識および電気電子工学に関する専門的知識を修得し,工学的な手法により小規模のシステムを分析・設計する能力を持つ。(知識・理解)
問題を発見・解決するために必要となる専門的知識を自律的に修得する能力を持つ。(関心・意欲)
 
愛媛大学学生として期待される能力(愛大学生コンピテンシー)に関わる項目
必要な情報を収集・整理できる
個別の知識や技能を相互に関連づけながら習得できる
習得した知識や技能を基に自分の考えを組み立て、適切に表現(記述・口述)できる
 
授業概要
1.振幅シフトキーイング
2.位相シフトキーイング(PSK)
3.周波数シフトキーイング(FSK)
4.直交振幅変調(QAM)
5.平均符号誤り率
6.シャノンの定理
7.ベースバンド伝送
8.ディジタル中継伝送
 
授業スケジュール
(1)いろいろな通信のしくみ; 放送, 多重伝送, 静止衛星
(2) LAN, Ethernet, 通信技術の分類と本講義の構成, SKLAR[2]による通信システムブロック図, 三角関数等の公式, 信号波の解析, 周期波:フーリエ級; [問題(1)]
(3)周期波:フーリエ級数:(離散)電力スペクトル, 孤立波:フーリエ変換、(連続)エネルギースペクトル, 持続信号:フーリエ変換、(連続)電力スペクトル, 白色ガウス雑音, 信号波の解析と伝送, 伝達関数・インパルス応答, 理想低域フィルタ; [問題(2)]
(4) 理想BPF, 第6章 ディジタル伝送理論; ベースバンド伝送系の基本構成, 符号間干渉0の条件を満たすLPF, 理想LPF, ロールオフフィルタ, 平均符号誤り率 (1)
(5) 平均符号誤り率 (2), 伝送符号; [問題(3)]
(6) 7.ディジタル変調方式: 7.2 振幅シフトキーイング(ASK), 7.2.1 OOK変復調方式; 問題(4)
(7) 中間テスト(1)
(8) OOKの電力スペクトル密度(P.S.D.)
(9) ASK復調と平均符号誤り率、同期検波、包絡線検波;[問題(5)]
(10) 位相シフトキーイング(PSK)ディジタル変調方式
(11) 中間テスト(2);[問題(6)]
(12) DPSK変調方式、同期検波時の平均符号誤り率
(13) 非同期検波、直交振幅変調(QAM)方式;[問題(7)]
(14) 通信容量; 周波数シフトキーイング(FSK)ディジタル変復調方式, 同期検波と誤り率, 包絡線検波
(15) 期末試験
 
授業時間外学習にかかわる情報
問題7回を予定。詳細は、上記参照。
 
成績評価方法
平常点10点、3回のテスト(90点)により評価する。但し、愛媛大学学則により、開講時間数の2/3以上出席していない者については、成績を判定しない。
 
受講条件
電気電子数学U、情報通信システムT、情報通信システムUを修得しておくこと。
 
受講のルール
質問は講義中、講義終了後、研究室(工学部2号館6階608号室)で随時受け付ける。
 
教科書(購入の必要のある図書)
教科書1 書名 大学課程 情報伝送工学 ISBN 9784274130847
著者名 武部幹、田中公男、橋本秀雄 出版社 オーム社 出版年 1997
教科書2 書名 通信方式 電気工学入門シリーズ16 ISBN 9784627726604
著者名 滑川 敏彦 奥井 重彦【共著】 出版社 森北出版 出版年 1990
 
参考書(購入する必要はないが、推奨する図書)
参考書1 書名 Digital Communications - Fundamentals and Applications- ISBN 9780130847881
著者名 Bernard SKLAR, 出版社 Prentice Hall 出版年 2001
参考書2 書名 基礎通信工学 (第2版); 第2版 ISBN 9784627782822
著者名 福田 明 出版社 森北出版 出版年 2007
参考書3 書名 無線通信工学 (新インターユニバーシティ ISBN 9784274207921
著者名 片山 正昭 出版社 オーム社 出版年 2009

参考書4: 桑原義彦、MATLABによる情報通信工学、科学技術出版社 (2007/10)、ISBN-10: 4876533180、ISBN-13: 978-4876533183

教科書・参考書に関する補足情報
-
 
オフィスアワー
開講日の5時間目(16:20-17:50)
 
 
Eメールアドレス
b
 
連絡先
工学部2号館6階608号室(都築)
 
 
参照ホームページ
シラバスは適宜更新するので、最新のものは

http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/education/Digital_comm/digital_comm.html
  を参照のこと.
 
その他
腕だめに、無線通信士関連の資格試験に挑戦してみてください。応援します。