2010年1月22日 更新

開講年度

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif開講学期

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif開講学部等

2009

後学期 金曜 3

共通教育

時間割番号

科目名[英文名]

単位数

20358

情報と現代社会 Information Technology and Contemporary Society

2

担当教員: 都築 伸二 TSUZUKI Shinji

授業科目区分

教養科目

対象学生

主題科目金3科目帯(総政一、人文一、教育学部(社会・英語、国際理解・人間社会デザインを除く)一)

対象年次

1

 

授業のキーワード

Linux入門(Introduction of Linux)、パソコン分解組み立ておよびLinuxインストール実習(PC assembling and Linux installation training),open source software, ネットワークセキュリティ(network security), PCの動作原理(Principle of PC operation)

 

授業の目的

家庭で眠っているパソコン(PC)の再利用方法を知る。メモリやハードディスクの増設、WindowsLinuxのインストール実習をとおして、PCの動作原理を理解する。また、Linuxや、MSオフィスに類似するOpenOffice等の使い方の実習を通じて、open source softwareの意義を考察する。さらに、networking実習を通じて、TCP/IP技術やネットワークセキュリティの初歩的学習をする.

 

授業の到達目標

PCの分解ができ、メモリやハードディスクの増設ができる。TCP/IPの原理が分かり、通信トラブルが発生した場合に原因を切り分けることができる。open source software(OSやアプリケーションソフト)の意義を理解し、使用できる。

 

授業概要

WindowsLinuxとを比較することによってPCの動作原理を体感できるようにするため、1人あたり2台のPCを毎回授業で使用する。
5回以降、PCを分解し改造実習した後は、そのPCを使用した講義になります。

 

授業スケジュール

(1) ガイダンス
(2) PC
の仕様調査
(3) TCP/IP
入門
 [(課題1)DNSまでのネットワークを調査しなさい]
(4) Linux
アプリケーションソフトウェア(openOffice,tgif)
 [(課題2)DNSまでのネットワークを図示しなさい]
*(5) PC
分解・組み立て実習
*(6) windows
インストール実習
*(7) unix
インストール実習
*(8) dual boot, PC
設定
(9) X-window
アプリケーションソフトウェア実習
 [(課題3) (2)mailで提出]
(10) telnet
実習
[
課題4)実習レポート提出]
(11)
中間テスト
(12)
中間テスト解説
 [課題5)修正した中間テスト答案をメールにて提出]
(13)
 ssh と scp
(14)
通信実習(ping, wget, netstat
(15)
期末テスト

*
受講生数が多い場合は、課外実習となります

 

(2) チェシート (調査項目を1つ増やしました)

開講日

教科書

内容

windows XP

Linux / CentOS 5

課題

GUI

cmd

GUI

GNOME端末

10/2

pp.1-5

(1) ガイダンス

Internet Explorer

Office

Firefox

OpenOffice

active-mail

-

10/9

休講

2/12に振り替え

(新居浜)

2

10/16

pp.5-17

 

スタート =「ファイル名を指定して実行」= cmd

アプリケーション」 = アクセサリ = GNOME端末

OfficeOpenOfficeの互換性の確認

同じファイルをwin/linux両方で編集する

(1)win/linux双方のファイルシステム(ホルダ構造)の違いを調べなさい

(1.1)Windowsの場合: [マイコンピュータ]の構成

(1.2) Linuxの場合: [コンピュータ]の構成

(1.3) Win/Linux共有・ホルダ

cf. 章末問題 問2

ネットワークドライブ

[マイドキュメント] 右クリック = [プロパティ] = 「リンク先を探す」 = Z:\MyDocuments (Win用のマイドキュメント・ホルダ)

[マイコンピュータ」 = ネットワークドライブ['Samba Server (ccfile02)' homesZ:] = Z:\Linux (Win/Linux共有・ホルダ)

「場所」 = 「コンピュータ」 = ファイルシステム = 「ホーム」 = 「ファイル」 =「親ホルダを開く」; / (root)にたどり着くまで繰り返す

[tsuzuki@cc1pc52 ~]$ cd ; home directoryへ移動

[tsuzuki@cc1pc52 ~]$ pwd ; 現在の directory場所表示

(2)PCの仕様調査

*スタート = [マイコンピュータ」右クリック = [プロパティ] = ハードウェア = デバイスマネージャ

*スタート = すべてのプログラム = アクセサリ = システムツール = システム情報 = ツール = directX診断ツール

<CentOS5: 未対応>

 

<CentOS2: プログラム = システム = ハードウェアブラウザ>

*OS: dmesg | less

* CPU情報: cat /proc/cpuinfo
*
メモリ情報:cat /proc/meminfo
* HDD
の使用状況: /bin/df

10/23

(1)(2)を完成させて、メールで提出

4

10/30

(4)TCP/IP入門

 

実習に関する説明

*PCの仕様調査check-sheet(白紙)
* 実習手順書

困ったとき

「スタート」=「ヘルプとサポート」
例:“システム情報”を検索しなさい

ipconfig /?

[vineの場合] 「アプリケーション」=「Vine Linux メニュー」=「日本語全文検索(tknamazu)

man ifconfig

 

internet設定の確認方法

ipconfig

/sbin/ifconfig (cf.p.34)

(A) チェックシートに従って、Win/Linuxそれぞれのinternet設定を調べなさい。ただし、何が同じで何が異なるか明示すること。

ping

/bin/ping

 

金曜3−4

木曜3−4

工学部2号館6601号室にて実施

 

56

11/6

 

PC改造実習

 

 

 

11/12

 

 

78

 

11/19

windows インストール実習

 

 

11/20

 

 

 

910

 

11/26

unixインストール実習

 

 

11/27

 

 

 

1112

 

12/3

インストール後動作確認

 

 

12/4

 

 

実習レポート提出(〜12/11)

開講日

教科書 内容 Win Linux 備考

13

12/11

pp.178-180 ssh (1) ×cygwin (pathが通っていない)  * メディアセンターからsshでlogin <IP address - host名対応表 <loginできなかった人は、研究室に後日きて、再登録して、メディアセンターからも使えるようにしてください>
pp.73-76

(4)TCP/IP入門
* 2進数、10進数、16進数

* IP Address ((IPv4)), Subnet Mask, Default Gateway,
default Gateway(ルータ)を調べる: /sbin/route または
netstat -r
 

開講日

教科書 内容 Win Linux 課題
14 12/18

pp.178-180

ssh (2)

(1) PuTTY ごった煮版 のダウンロード

(2) 展開して、putty.exe をダブルクリック

(3)各班のPCのIPアドレスを入力して、SSHで接続


実習レポートの状況を就学システムメールで送っています(2009.12.17).確認してください。
pp.76-83:WWWとメール

DNS Suffix

nslookup

/usr/bin/nslookup

(問1.1) google、yahooなどの検索エンジンwebIPaddressを調べなさい

URL     (問1.2) 問1で調べたIPアドレスをURLに直接入力してもホームページが見えることを確認しなさい
メールアドレス=ユーザ名@ドメインの   sshのコマンドと同じ構造  

p.165

通信経路の調査

tracert 133.71.240.1

* /bin/traceroute 133.71.240.1
* /bin/traceroute -I 133.71.240.1
** ICMP ECHO
で調べるときのオプション、オプションなしのときはUDP
(注)OSによっては、 コマンドパスは  /usr/sbin/traceroute

(問2) 使用しているPCから、そのDNSまでの経路を調べなさい。

pp.34 -35

eth0, Ethernet HWaddr(Physical addressMACアドレス)

ipconfig /all

[ex.] 01-12-34-56-78-9A (MAC addr.) = 1.18.52.86.120.154 (IPv4)

(問3) 使用しているPCのEthernet アドレスを10進数に変換しIPv4式表記で答えなさい

pp.163 - 180

* ネットワーク通信

 

1/8

 

休講

 

 

15

1/22 期末テスト    

授業時間外学習にかかわる情報

5問の課題を予定。詳細は、上記参照。

 

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif受講のルール

・受講生数制限:24人。第一回目授業の際、制限人数を越えたときは、ヒアリング等により選抜します。
・実習を重視した授業です。自習(予習復習)をしっかり行ってくることを前提とした授業になります。実習は、メディアセンタ演習室のLinux端末を使用します。また、課外実習として、Windows PCの分解・組み立て実習およびLinuxのインストール実習を予定しています。

 

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif教科書(購入の必要のある図書)

教科書1

書名

IT TextLinux演習

ISBN

4-274-20169-4

著者名

前野 譲二、落合 昭、生野 壮一郎、塩澤 秀和、高畠 俊徳、

出版社

オーム社

出版年

2005

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif参考書(購入する必要はないが、推奨する図書)

参考書1

書名

-

ISBN

?

著者名

?

出版社

?

出版年

?

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/mark_ore.gif教科書・参考書に関する補足情報

-

https://campus.stu.ehime-u.ac.jp/Portal/common_images/spacer.gif

実習レポート合格者 不合格者  
(17)評価にかかわる情報 Linux−PCが使いこなせるようになったかどうかを基準に評価します。 期末試験:40点 演習レポート:60点 期末試験:60点 演習レポート:40点 report最終締め切り:1月末
オフィスアワー

開講日の5時間目(16:20-17:50
連絡先: 工学部2号館6階608号室 不在の時には,オフィスのドアに振り替え日時を掲示します.

 
参照ホームページ シラバス執筆時点で未定の部分があるため、テキストや講義内容が変更される可能性があります。確定し次第随時更新しますので、最新版は、
http://miyabi.ee.ehime-u.ac.jp/~tsuzuki/education/jyouhou-to-gendaiSyakai.html
を参照してください。
 
その他 自宅で眠っている古いPCをよみがえらせる方法を伝授しますので、奮って受講してください。少人数グループで行いますので、個別の相談にも対応できると思います。