2007年4月26日 更新

1.電気電子工学科 通信システム講座
2.教官組織
都築伸二(Shinji TSUZUKI) 助手
(tel)089-927-9782 (fax)089-927-9792 (Email)tsuzuki@ee.ehime-u.ac.jp
(学歴) 1983年3月愛媛大学工学部電子工学科卒業,
1985年3月愛媛大学大学院工学研究科電子工学専攻修了
(職歴) 1985年4月 〜 1991年8月:住友電気工業株式会社
1991年9月 愛媛大学工学部 助手
(学位)工学修士 (1985年3月愛媛大学) (専門分野)通信工学
(学会)電子情報通信学会、映像情報メディア学会、情報処理学会,
情報理論とその応用学会、電気学会(98.8--), IEEE
3.担当授業科目
(都築伸二)
大学:電気電子実験4

*4.研究概要(学術年報からの抜粋)
高速かつ高信頼の情報通信システムに対する社会の要請は留まるところを
知らない。こうした要請に応えるためには、様々な情報を大容量に伝送処理
し、また、高密度に記録する技術を開発することが必要不可欠である。
本講座では、ディジタル記録、ディジタル信号処理、情報源及び通信路符号化
など、情報通信システムに関する基礎理論から応用まで以下のような幅広い
研究を行っている。
(1)磁気及び光磁気記録のための信号処理及び符号化に関する研究
(2)画像及び音声のディジタル信号処理及び符号化(データ圧縮)に関する研究
(3)コンピュータネットワークにおける画像及び音声の実時間通信
(4)符号分割多元接続(CDMA) ネットワークのための スペクトル拡散符号
の設計, 及びネットワークアクセス手順に関する研究
5.教育業績
@Nanyong Technoligical University (シンガポール) 修士論文(Master of Engineering) 審査委員
* 1件 (2003.Mar-May)
* 2件 (2001.Sep-Nov)
@ LET IT BE (スノーボード同好会、全学団体連盟、会員46名(H17.6.1))顧問

5.研究業績
(5.1)著書
(5.2)国内外の査読付の研究論文(1993.1 -- 1998.8)
S.Tsuzuki, S.Osaki, S.Tazaki, and Y.Yamada, Periodic Correlation Properties of FM Coded M Sequences Having DC Free Spectrum, IEICE Trans.\ Fundamentals, E78-A, no.9, pp.1127--1135, Sep.\ 1995.
F.Mumba, S.Tsuzuki, Y.Yamada, and S.Tazaki, Throughput Analysis of Slotted Non-persistent and One-persistent CSSS/OD (Carrier Sense Spread Spectrum with Overload Detection) Protocols, IEICE Trans.\ Fundamentals, E78-A, no.9, pp.1220--1224, Sep.\ 1995.
S.Tsuzuki, S.Yoshida, S.Tazaki, and Y.Yamada, Modified Antisymmetric M sequence and Its Periodic Correlation Property, IEICE Trans.\ Fundamentals, vol.E80-A, no.11, pp.2180--2191, Nov.\ 1997.
都築伸二, 山田芳郎, 田崎三郎, 吉田進, ``非同期ネットワークでの音声同期再生と VSAT衛星回線中継器への実装,'' 電気学会論文誌C, vol.117-C, no.11, pp.1557--1565, Nov.\ 1997.

(5.3)国際会議発表論文(1993.1 -- 1998.8)
S.Tsuzuki, K.Mizumoto, S.Tazaki, and Y.Yamada, Error Correction using IFMV9 Coded Overlapped PN Sequence for Power Line SSMA, Proc.\ IEEE International Symposium on Spread Spectrum Techniques & Applications, Oule, Finland, pp.258-261, Jul.\ 1994.
S.Tsuzuki, K.Mizumoto, S.Tazaki, and Y.Yamada, Multiple access performance of differential DS/SS systems for power line data transmission, IEEE Global Telecommunications Conference, Singapore, pp.1126--1130, Nov.\ 1995.
F.N.Mumba, S.Tsuzuki, Y.Yamada, and S.Tazaki, Delay-Throughput Analysis of a Slotted Non-persistent Carrier Sense Spread Spectrum with Overload Detection or NP-CSSS/OD Protocol, Proc.\ IEEE-ISITA'96, Victoria, B.C., Canada, pp.521--525, Sep.\ 1996.
S.Tsuzuki, S.Tazaki, and Y.Yamada, BER Performance of Baseband DS/SSMA using FM Coded M Sequences in Bandwidth Limited Channels, Proc.\ IEEE International Symposium on Spread Spectrum Techniques & Applications, Mainz, Germany, pp.1102--1107, Sep.\ 1996.
S.Tsuzuki, S.Yoshida, S.Tazaki, and Y.Yamada, A Class of Partial Response Spread M sequence and its Correlation Property, Proc.\ International Symposium on Power-line Communications and its Applications, Essen, Germany, ISBN90-74249-11-6, pp.99--103, April 1997.
S.Tsuzuki, S.Ohtsuka, F.N.Mumba, Y.Yamada, and S.Tazaki, A Carrier Sensing CDMA Protocol Coexistable with a CSMA/CD Protocol, IEEE Malaysia International Conference on Communication, Kuala Lumpur, Malaysia, pp.S7.2.1--S7.2.7, Nov.\ 1997.

(5.4)国内外の学会における招待講演 (1993.1 -- 1998.8)

(5.5)解説・総説 (1993.1 -- 1998.8)
(分著) 都築伸二、田崎三郎, ``大学間共同衛星通信実験, 3.7節 VSAT衛星回線を 用いたインターネットAudio-castに関する実験,'' 信学誌, vol.80, no.5, pp.448--450, May 1997.

(5.6)過去5ヵ年間の研究論文等総数 (1993.1 -- 1998.8)
(6.2)国内外の査読付の研究論文(雑誌毎)
(6.3)国際会議発表論文
(6.4)国内外の学会における招待講演
(6.5)解説・総説

6.学会賞等受賞状況

7.学会等における活動 (委員・役職等:1993.1 -- 1998.8)
(都築伸二)
1993年4月 〜:電子情報通信学会 スペクトル拡散研究会 専門委員
1997年:第20回情報理論とその応用シンポジウム実行委員(総務担当)
1997年度:情報理論とその応用学会幹事補佐
1997年度:電子情報通信学会四国支部会計幹事

8.社会における活動 (委員・役職等:1993.1 -- 1998.8)
(都築伸二)
愛媛県コミュニティカレッジ科学技術講座 講師:
1995.10.1, 1996.10.12, 1997.9.7
平成5年度愛媛大学公開講座 講師: H5.7.22

9.学会、研究集会等の企画 (1993.1 -- 1998.8)
(都築伸二)
第20回情報理論とその応用シンポジウム、松山、1997年12月2〜5日、
実行委員(総務担当)
1998 International Symposium on Power-line Communications and its Applications, Soka University, Japan, 実行委員

10.海外出張及び海外研修 (1993.1 --
(都築伸二)
目的:1994 IEEE International Symposium on Spread Spectrum Techniques
& Applications に出席のため
目的国:フィンランド
期間:1994.6.24--7.10

目的:IEEE Global Telecommunications Conference に出席のため
目的国:シンガポール
期間:1995.11.12--18

目的:IEEE International Symposium on Information Theory and
Its Applications 及び
IEEE International Symposium on Spread Spectrum Techniques
& Applications に出席のため
目的国:カナダ、ドイツ
期間:1996.9.16--27

目的:International Symposium on Power-line Communications
and its Applicationsに出席のため
目的国:ドイツ
期間:1997.3.31--4.7

@クアラルンプル
IEEE Malaysia International Conference on Comunication (Kuala Lumpur),
(Nov.\ 1997).

@メキシコシティ
ISITA~'98, Mexico City, Mexico, Oct.\ 1998.

11.海外からの滞在・訪問研究員

12.科学研究費補助金:
研究者番号: 60236924
  1. 06855042 都築伸二 愛媛大学 [1994],符号分割多元接続によるisochronous伝送方式に関する基礎研究,奨励研究(A)  情報通信工学  
  2. 07855045 都築伸二 愛媛大学 [1995],符号分割多元接続によるisochronous伝送方式の信号処理に関する研究,奨励研究(A)  情報通信工学   
  3. 08750444 都築伸二 愛媛大学 [1996],伝送符号化拡散符号を用いた電灯線DS/SSMAネットワ-クに関する研究,奨励研究(A)  情報通信工学 
  4. 10750280 都築伸二 愛媛大学 [1998-1999],広帯域CDMA併用によるマルチメディア通信用LANプロトコルに関する研究,奨励研究(A)  情報通信工学 
  5. 13650413 都築伸二 愛媛大学 [2001-2002],電力線通信による高速高信頼ホームネットワーク実現のための基礎研究,基盤研究(C) 一般 情報通信工学   
  6. 15560331 都築伸二 愛媛大学 [2003-2004],有線・無線融合型高速電力線通信によるユービキタス・ネットワークの開発, 基盤研究(C) 一般 通信・ネットワーク工学  
  7. 17560344 都築伸二 愛媛大学 [2005-2006],有線・無線融合型高速電力線通信によるユビキタス・センサネットワークの基礎研究, 基盤研究(C) 一般 通信・ネットワーク工学

13.共同研究、受託研究、研究助成金等 (1993.1 -- )

[1993年度]
氏名:田崎三郎
種別:奨学寄付金
申込者:住友電気工業株式会社
研究課題:通信工学に関する研究
補助金額:100万円

[1995年度]
氏名:都築伸二
種別:海外渡航費補助
補助者:電気通信普及財団
補助金額:20万円

[1999年度]
氏名:都築伸二
種別:奨学寄付金
補助者:大崎電気工業
研究課題:通信工学に関する研究
補助金額:100万円

氏名:都築伸二
種別:奨学寄付金
補助者:住友電気工業
研究課題:通信工学に関する研究
補助金額:100万円

通信・放送機構(TAO)受託研究
平成11,12年度「ギガビットネットワーク利活用研究開発制度」に係
る研究開発課題、``異種超高速ネットワーク間の知的相互運用とtele-careへの適用に関する研究開発''
補助金額:2,100万円+2,100万円

H13年度 教育改善経費(学長裁量経費)、異種超高速ネットワーク間の知的相互運用と医療分野への適用に関する研究開発、*山田、都築、石原、立石、80万円

H13年度 学部長裁量経費、有線・無線融合型広帯域電力線通信による次世代ホームネットワークの開発、都築、15万円。

H14〜15, 共同研究、えひめ産業振興財団高度技術研究所、パーカル(株)、電力線通信(PLC)を用いた分散情報利用システムの開発研究, 40万円

平成14年度教育改善推進費(学長裁量経費),民間との共同研究推進支援経費, プロジェクト等の名称"電力線通信(PLC)を用いた分散情報利用システムの開発研究", 10万円

H14.8.1〜12.31, 受託研究、?社(守秘義務付)、超高速電力線搬送技術の研究、105,000円